築70年の古民家リノベーション ~その3 窓・雨戸の修繕工事~
- 2025/02/12
柏市藤心の『古民家やご』の改修工事が続いています。今回は建具修繕についてご報告いたします。
縁側の建具の修繕
写真でご覧いただけるように、長年の使用で縁側の鴨居が変形して隙間が空いていました。隙間があるだけでなく、開閉が困難になっていたので、下がっていた鴨居を調整し、建具を滑らかに動くようにしていきます。
以前は建て付けが悪く使用できなかった建具が、スムーズに開け閉めできるように。さらに、鴨居、敷居の歪みを直したことで、外れていた網戸も、しっかりとレールに収まるようになりました。
縁側は、日本の伝統的な住まいにおいて、内と外をつなぐ重要な中間領域です。こちらの古民家でも、広い庭に面した風情のある縁側が魅力の一つとなっています。
引き続き、この古民家の持つ価値を大切に活かしながら、新たな魅力を引き出すリノベーションを進めてまいります。