築70年の古民家リノベーション ~その2 外壁・縁側工事~
- 2025/02/09
前回に引き続き、柏市藤心のレンタルスタジオ『古民家やご』のオープンに向けての改修工事の様子をお伝えします。古い木造住宅を活かしながら、新しい価値を生み出すリノベーションを進めています。
傷んでいた外壁の張替え
外壁の下見板張りの張替えが完了しました。古くなった板材をすべて新しい木材に交換し、伝統的な工法「下見板張り」で施工しています。このとことお天気が良いので、順調に工事が進んでおります。
材料屋さんが目の詰まった赤身の良い板を入れてくれたのもあり、見違えるように綺麗になりました。
縁側の修繕
古民家の縁側は、内と外をつなぐ重要な空間です。昭和の改修で床にカーペットが敷かれていましたが、カーペット自体、擦り切れていたこともあり、今回のリノベーションでは建設当時の板張りの姿に戻すことにしました。
ビフォー
施工中の様子 節ありですが無垢のヒノキの板を張っていきます
木の温もりや、季節の移ろいを感じられる縁側、長年使い込まれた建具の風合いなど、古民家には新しい建物にはない魅力があります。大切に受け継がれてきたこの古民家の良さを活かしながら、地域の皆様の居心地の良い場所になるよう、来月中の竣工に向けて丁寧に工事を進めてまいります。