2023年もよろしくお願いします
- 2023/01/11
新しい年になりました。遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
ニュースでは、今年の冬は寒いと言っていましたが、どうでしょうか。お正月に埼玉県の実家に帰った所、例年よりも寒さが厳しく感じました。
実家は築50年の日本家屋。キッチンなど所々のリフォームはしていますが、断熱気密にかんしては開口部に内窓を入れた以外はほぼ建てたときのままとなっています。
極度の冷え性の私。普段暮らしている千葉県柏市よりも気温が2,3度低いというのもあり、家の中の寒さがこたえます。
幸い、両親は趣味の農作業で身体を使っていることもあり80近い年齢の割には元気なのですが、そろそろ本格的に対策したいなぁと思った帰省でした。
年末からの住宅に関する動きでは、物価や金利が上がったり、都内では太陽光発電の義務化が本格的になったりと、新築にかかるコストや規制がますます厳しくなりそうです。
対して既存住宅のリフォームやリノベーションには今のところ自由に取り組めそうです。
住んでいる家や両親の家を快適にしたいというリフォームに加え、中古住宅を購入して自由に手を入れるような動きも活発になっています。
私もたまにYOUTUBEで廃墟再生の動画を見たりしていますが、DIYで取り組む方も増えていきそうですね。
古民家再生などに取り組む設計士としては、古い家をリフォームする場合の基本性能として最低限確保しておきたい要素は下の二つです。
・雨漏りしないこと
・基本的な耐震性
具体的には屋根の工事、建物の構造の補強などですね。
そして、上の2つを対策した上で断熱性や居住性といった部分に取り組んでいきます。
時間が自由に使える場合や趣味でDIYに取り組む場合は別ですが、基本的な性能向上の工事は工務店や大工さんに依頼して、確実にやっていくのをお勧めします。工事期間の短縮にもなりますので、結果的にコストを抑えることにもつながります。
アトリエ椿では小規模のリフォームやバリアフリー化のご相談もお受けしております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
1月からは中断していた住宅の打ち合わせが再開したりと、幸先の良い年となりそうです。
本年もどうぞよろしくお願いします。