【柏市の古民家】下田の杜の和室に畳が入りました
- 2022/10/19
10月になりやっと過ごしやすくなってきましたね。
人間にとって良い気候ということは身の回りの生き物にとってもそうなのか、このところ多かった外作業では随分と蚊に刺されました。
夏が過ぎたと思って虫よけを使わなかったせいもあるとはいえ、油断大敵とはこのことです。
さて、古民家の活用と再生に取り組んでいる柏市の下田の杜・古民家では月一回の補修作業が続いています。
今月の作業では、隠居部屋として使われていた南側の一番良い部屋に畳が入りました。
青い漆喰の床の間のある、おしゃれな和室です。
畳は他の住宅で使っていたもののリサイクル。青々とした新品よりも周囲と馴染んでいますね。
こちらの部屋、何年も使っていないかったせいもあり、最初は床も一部は落ちていて歩くのも危険な状態でした。
畳の下地を上げると、床下の土台、根太など床を支える木材は虫食いや腐食でボロボロでした。
ボランティアのメンバーも手伝いながら大工さんが中心となり足元から直していきました。
実際は手伝いになっていたかはわかりませんが・・とにかく無事に作業が進んで良かったです!
幸い雨漏りは無かったので、床を直しただけでも見違えるようになりました。
少し高台に建つこちらの部屋からは里山の緑が良く見えます。次回の作業終わりには、お茶でもいれてここで寛ぎたいと思います。