柏市【土間のある家】手刻みの家・上棟しました
- 2020/12/04
昨年から取り組んでいた住宅【土間のある家】。今週、無事に上棟いたしました。
朝早くから始まりました。
1Fの柱から建てていきます。
番付の記入された柱。
通常の住宅の構造材は【プレカット】といって、90%以上の場合、工場でカットされて現場に搬入されます。
対して、こちらの家は【手刻みの家】。大工さんが1本1本刻んでいます。
(穴が足りなかったので現場で刻んでいます。)
プレカットの家との大きな違いは、接合部の強度です。きつめに勘合するように刻んでいますので、金物を取り付ける前から構造がしっかりと固まっています。
掛矢(かけや)という大きな木槌を使って組み立てていきます。気持ちの良い音が現場に響いています。
高いところで作業をするので、体幹がしっかりとしていないとこういう仕事はできませんね。
雨が心配されましたが、本降りになる前に無事に棟があがりました。
1本1本、棟梁が間違いのないように墨付けをし、大工さんが数人で木を削り、カンナをかけ、手作りで作っています。
棟梁はじめ、皆さま素晴らしいお仕事をしてくださいました。
工務店は、リフォーム工事もお願いしている松戸市の「タケワキ住宅建設」です。
ありがとうございました。