柏市【土間のある家】いろはの番付
- 2020/11/25
11月も終わりに近づいてきました。
柏市の現場は基礎工事がそろそろ終わり、上棟に向けての作業が進んでいます。
昨日は、出来上がった基礎の上に土台を敷く工程でした。
建物のX方向、Y方向にモジュールに沿って番号を振ることを「番付」と言っています。
柱の位置はこの番付をもとに(いの三)、(ぬの六)といったように表していて、これで建物内の柱の住所が決まってきます。
木造でもX1、Y2・・といった具合に振っているところもあるかと思いますが、
やはり【い】【ろ】【は】、【一】【二】【三】を使うのがしっくりきます。
一番敷地の奥にくるのが【い】の【一番】。
ここから始めるのが効率が良いということで、一番最初に手を付ける場所が【いの一番】です。
慣用句でも使う【いの一番】は、デジタル大辞典で調べると、
まっさき。一番最初。
といった意味があります。
来週予定の上棟でも、一番先に柱が立つ場所が【いの一番】です。
大工さんの手刻みで丁寧に仕上げられた構造がもうすぐ見られると思うと
緊張しつつもワクワクする場面です。