築130年の古民家再生!まずはお掃除からスタート
- 2019/04/01
本日から新年度!
今日は、新しい元号【令和】の発表もありました。
新しい時代が始まる・・というと大げさですが、
自分も初心にかえってフレッシュな一年を過ごしたいと思う4月1日でした。
さて、今年度から本格的に始まる業務の一つに、
柏の古民家の実測調査があります。
私を含め、柏周辺の建築士会のメンバーが中心となって進めます。
対象は、柏市の酒井根地区にある里山の景色が残る自然公園、
【下田の杜】のなかにある築130年の古民家です。
奥に見える瓦ぶきの木造2階建ての建物、通称【まてや】が対象です。
4月からの本格スタートに先立ち、昨年末ごろから準備をすすめていました。
先週末は使われていない家財道具や生活道具などが
所せましと積みあがっていた室内の整理を行いました。
この場所はNPO団体下田の杜フォーラムの拠点となっています。
そのため、のべ30人弱のボランティアの方がお掃除を手伝ってくださいました。
半日の作業で出来たのは家全体の2/3ほどですが、かなりスッキリしました!
内部の家財道具類はスタッフ一同で庭に運び出し、
文献や書物、写真類と、生活道具に仕分けをしました。
古い建物の調査をする場合、
内部にある文字の書かれたものや写真はもちろん、生活道具も史料となります。
また、中にものがあると、再生の前段階としての調査もできません。
このように、再生の実作業はまずお掃除から始まります。
ですが・・
長い間にたまった家財道具を片付けるのには
相当な体力と気力が必要です。
家族の力を借りても整理しきれない場合もあります。
そのため、お掃除や家財の整理は、
多少の費用はかかっても専門の業者さんに依頼するのも現実的です。
家財の整理など細かいことに関してもご相談に応じておりますので、
どうぞお気軽にご相談ください。