夫婦で暮らす平屋の住処 内装工事が仕上がりました
- 2017/03/08
築50年の2階建ての木造住宅を平屋の小さな終の棲家へとリノベーションするプロジェクトです。
2人のお子様が成人しそろそろ独立されるご予定のご夫婦のお住まいとして、敷地内にあったご両親の家をリノベーションしています。
お二人でコンパクトな暮らしにシフトするために、間取りは小さく、今後のことを見据え断熱化や耐震補強をしています。また、車椅子で移動できるように引戸を開ければワンルームに近いプランにし、段差の大きい玄関は使わずとも出入りできるよう、デッキにつなげてスロープを作ります。
現場は壁塗りも終わました。
寝室として使う予定の東側の部屋は、以前は家の中央にあった応接間です。
増築していた一部屋分を取り払い、15cmほど低くなっていた床のレベルを合わせてバリアフリーに。
合わせて太陽の方角に合わせ斜めの掃き出し窓をつけて広がりを持たせました。明るくなって気持ちの良い陽だまりが出来ています。
ここから室内の床と高さを合わせてデッキをつくり、デッキからスロープで降りられるようにする計画です。
以前の様子です。
玄関周りも明るくなり、今まで目立たなかった欄間の細工が目立つようになりました。
内装工事が終わると、あとは残りの家具工事や外部のデッキ工事です。